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1 ![]() 英国の教育の大きな特徴は、「卒業」という概念が存在しないことで、幼稚園・初等教育・中等教育と学校が変ったとしても、入学式・卒業式はありません。 唯一のセレモニーが、大学の卒業式。日本とは価値観が違いますので、大学へ進む人は結して多いとはいえませんから、卒業式!は、親子をあげての一代イベント。 7/19 (火)、私が英国で一番「美しい」と思っている街・バース (Bath) に行きましたが、西の灯火・バース寺院 (Bath Abbey) のあたりは、ハットを冠り、マントを羽織ったバース大学の学生と両親でごった返していました。 特徴的だったのは、いずれも父と母の両親と子どもの3人組であること。そして、両親のとびきりの笑顔 (主役は両親)。もう、この日のために、これまで育ててきました〜とあちこちで入れ代わり立ち代わり記念撮影をしていました。 周囲の人が、「3人一緒にお撮りしましょうか?」と親切に声をかけると、それはそれは嬉しそうで、撮影されたデジカメを3人で回して覗き込んでは、満面の笑顔で微笑みあっていました。 先頃、セント・アンドリュース大学の卒業式を迎えたウィリアム王子の卒業式には、チャールズ皇太子夫妻に加えて、エリザベス女王&エジンバラ公の祖父母も出席したわけですから、本当に、卒業式って、両親にとっても (いや、両親にとって) 貴重で重要なイベントです。 Congratulations! ▲
by riesuzuki67
| 2005-07-26 10:10
| ♂ 教育
![]() 先々週 (7/11 の週) で殆どの学校は夏期休暇に入っているところが多いのですが、7/18 (月) 2.30pm 頃、 Brompton の住宅街を歩いていたら・・・(上写真) ロンドン中心部の学校にはグランドがない、または家の庭のように狭いので、体育の授業といえば、近くの公園などでの課外授業というケースが多いのですが、この方々も、教会横のグランドを借りての、お手軽な運動会・・・って感じでしょうか?! ![]() しばらく見学していましたが、グランド奥に 15 人〜 20 人の男子生徒がグランド狭しと一列に並び、私や父兄のいる手前に駈けてきます。手前には、日本では考えられないような長い長いゴールテープが張られているのですが、順位をカウントする先生がすごい!! 先生も自分の小さな子ども (Babby) をだっこしながら、ゴールした子どもの群れへ行き、自分は何位かと思って取り囲む子どもに、順位をコールしていくのだから・・・ いい加減です。こんなに一斉に走ったら、20 位まで目で捕らえて、かつ覚えていられるわけがない!順位を聞いて、泣き出す子どももいるし、親が励ますなど、ほのぼのとしたお手軽運動会でした (写真は女子の番)。 ▲
by riesuzuki67
| 2005-07-24 20:40
| ♂ 教育
難読症を克服し、ホワイトハウス報道官から賞を送られた俳優は?
トム・クルーズです。 ノルフェーの科学者が、難読症を持つ人の反応は健常者に比べて30%遅いという結果が出たと発表したそうです。それに対し、難読症の英チャリティー団体は、この報道に反発「ジャッキー・スチュワート (元F1ドライバー) も難読症だが運転技術は飛び抜けている」と。 難読症の有名人といえば、ヴァージングループを率いるリチャード・ブランソンですが、全然問題はない気がしますね。そして、学業が苦手だから大学ではなく英軍アカデミーに入学した英国のヘンリー王子も難読症では・・・と言われています。 先頃行われたコンピューター操作による能力試験で落第点。コンピューター操作試験はメール試験に比べて難しいものだったらしいが、そのできの悪さにインストラクターも驚いたようだ。結果、同日に行われた別の科目によって救われましたが。 クラスに必ず数人は見かけられる先天性の学習障害の内訳は: ●「運動障害 (ディスプラクシア)」 ●「数字が苦手なディスカリキュラ」 ●「主意欠陥多動性障害のADHD」 ●「難読障害(ディスレキシア)」 海外に比べ、難読障害についてあまり日本では取りざたされませんよね。最近になって、ADHD が言われているだけ・・・。私はこんな馬鹿ではないはずなのに!頑張っているのに・・・!? と少なからず心を傷めているお子さんが日本にもいるはずです。 難読症児は、脳からでる神経が人より過多で、情報量が多いそうです。そういう人の中に鏡文字を書く子供が多いという話でした。典型的な傾向は、通常の子と同じ文字を見ていても認識する文字が別の文字として認識され、それは読み方も、意味も別の発想に繋がってしまうようです。 ただ、この症状を持った人の多くは知能が高く、エジソンやアインシュタインなども難読症だったと言われています。一転して、頭の回転が非常に早く、スポーツも秀でていたり・・・。難読児は、右脳型の人が多いようで、美術、音楽、技術、メカなどに強い場合が少なくないようです。 難読症は周りが気がついてあげる事が大切で、大きくなっても治らなかったら、そのことを、本人も周囲も頭に入れておいた方がいいでしょう。 難読症は、状態の一種で病名ではありません。埋もれた宝石であり、本人はもとより、周囲も気がついてあげることが、日本の社会にとってもきわめて大事なことです。一面だけで判断せずに・・・。セッカチ型の流儀をあまり押しつけないことが肝要だと思います。 難読症にへこたれることなく、ほかの才能を伸ばして世に貢献した例を他にも・・・ - イギリスの環境大臣であるマイケル・へゼルタイン - ロンドン大学の数学者 カルビス・ジャンソンズ - 女優のスーザン・ハンプシャー - 詩人のイエーツ ▲
by riesuzuki67
| 2005-04-19 15:26
| ♂ 教育
![]() 「ベイクセール」はアメリカでの呼び名で、イギリスでは 「ケーキセール」 (Cake Sale) と呼ばれています。 ![]() 当日となれば、お母さん方が売り子もつとめ、子どもたちは、$1 (米)、50ペンス (英)、100円 (日) を握りしめて、食べたいお菓子を子どもながらに厳選してお買い物をするわけです。 見ているだけなら、そんな子どもたちの姿が可愛い〜ですみますが、親はそうはいきません。 ![]() ![]() 幼少時代に親が子どものために費やす (関わる)、学校教育に参加することは、とてもとても大切なことだと思います。学校任せはよくありませんよね。 *写真は、mariyo さん、mappetuk さんからおかりいたしました。 ▲
by riesuzuki67
| 2005-04-12 00:45
| ♂ 教育
少年犯罪において、イギリスで最も有名で悲惨な殺人事件といえば、1993年「バルガー事件」です(日本では「バルジャー事件」ともいわれています/発音の問題だけのこと)。
この詳細は、殺された子どもの殺され方、殺した子どもの家庭環境を考えると、怖くて言葉にすることも文字にするとこも私にはできません。(日本語で詳細が書かれたホームページをみつけましたので)お子様をお持ちのかたやご興味のある場合は、クリックしてアクセスしてみてください。尚、私は、二度とこのページを開くことはないでしょう。 ただ言えることは、この事件は、家庭環境はもとより、犯罪を誘発させかねない映画やテレビ番組、報道のありかた、プライバシー問題、判決後の裁判所の処置等によりイギリス国民の間で大きな波紋を呼びました。その点で、本事件は、日本でも法学部の教材(事例)として取り上げられてもいます。 通常17歳までの被告は少年裁判所で裁かれますが、殺人といった重罪の場合は、10歳から一般の裁判所で公判となります。従って、この事件においても、逮捕時点から10歳の子ども(被告)が実名と顔写真で報道され、裁判も実名公表が許されました。被告である少年は殺人罪で無期懲役となりますが(死刑がない国)、8年後、2001年に仮釈放が認められ、その際、裁判所は、社会復帰のために新たな名前と架空の略歴を使う事を許可しました。現在、22歳くらいになっているということですよね。 ▲
by riesuzuki67
| 2005-03-12 07:21
| ♂ 教育
イギリスでは、人前で子どものお尻をたたいたら、速攻でソーシャルサービス(福祉事務所)に通報されて、子どもを取り上げられてしまうそうです。まだ言葉を理解できない1歳児などの幼児には、知らせるために、ちょっと手をたたいてもいいんじゃないかと、意見がわかれるところです。
![]() 一方で、だから、口でののしるということが極端に過激な人もいます(私のホストファーザーは、4歳の娘を頻繁にののしって泣かしていました)。 イギリスの子どもがやたら大人びている理由の一つに「しつけ」の厳しさがあります。スラムは別として、田舎の労働階級の家庭でも、オギャーと生まれた時からしつけが始ります。私から見ても、こいつはまだベイビーだろと思う3歳児に、食事の時「Sit up straight」と注意をしますし、外出先では「Take a seat! Nick, take a seat!」と叱っている他の母親を見かけたりします。「ご馳走様でした」Mum, thank you for a nice tea.(田舎の労働者階級の家庭ですから、夕食はteaになります、けしてお茶タイムの意味ではなくdinner timeの食事です、いつも6:30頃でした)を、私が滞在していた家ではちゃんと言ってから子どもたちはテーブルを離れます。でも、その時の、親の顔をうかがうような、「私、いい子でしょ?!」と思われたいような、頼りなさげな細い声が忘れられません。ベイビー(3歳児)は何も言わずにふらふらテーブルを離れていると「終わったの!」と叱られます。 イギリスでは「子どもの権利の保護」というものが具体的に法律に明記されています。10歳未満の子どもが保護者の送り迎えなしで登下校したり、子どもひとりでも複数でも10歳未満の子どもだけで買い物や遊びに出かけたりしたら親が法に触れます。10歳未満であろう子どもが、一人でとぼとぼ歩いている光景は存在しないということです。留守番をさせていい年齢は14歳以上です。14歳未満だと、これも「幼児虐待」で福祉事務所に子どもを取り上げられるものだそうです。教師など教育にたずさわる人は、この記録により仕事ができなくなってしまいます。 (もし、親とはぐれて迷子になった子どもが一人でうろうろしていたとして)事情はわからないが10歳未満であろう子どもを見かけたら、それは、お利口さんにも、一人でスーパーにお使いにきた子どもではありません。一人でなく複数であっても10歳未満が保護者なしにいるわけがないのですから、取るべき対応というのが決まってきます。“どうしたの?迷子になってしまたの?”となります。そんなこととは露知らず、ボーッとしていると、「ちょっと!あたな!あなたの連れじゃないの?」と他の客に疑いの目をかけられるケースもあります。 自らが法を守るという行為は当たり前でしょうが、他人の場合においても、そんな行動を取るという、この法律に対するイギリス人の意識(姿勢)を垣間見た気がしました。 絵本「はじめてのおるすばん」は、絶対にイギリスでは出版されない。 ▲
by riesuzuki67
| 2005-03-12 04:03
| ♂ 教育
![]() 全英の美術館/博物館の殆どが入館料を取らないのをご存じでしょうか(無料です)。大英博物館、ナショナルギャラリー、ヴィクトリア&アルバート ミュージアム・・・(あげ列ねていくことほど愚かなことはない)。あれだけの数の美術館が国からの援助金と寄付(金)によって運営されています。 時間をつぶしたい、トイレに行きたいという時は都合がいいのですが、イタリアのように観光客が多いのだから入館料を取ったなら、どれほどの儲けになるかしれない。私は、そんな国をイギリスしか知りません。 その理由を聞いた時、入り口に置いてある募金箱(Donation Box) には必ずわずかでもお金を入れようと心に決めたほどです。芸術にふれるというのは素養教育で、等しく誰もが与えられるべき、豊かな心を形成するための機会。だから、お金を払える人は観れるが、お金に余裕のない人(貧乏人)は機会が与えられないということがあってはならいから、だから無料なのです。 この Donation Box には、時折、£1 とか £2 と書かれている場合がありますが(200円、400円)、入場料金ではありません。それ以上でもそれ以下でも構いませんし、入れなくても構いません。1ペンス、2ペンス(2円、4円)といった財布が重くなる原因を片付けてしまってもいいと私は思います。また、帰りに入れたこともあります。 従って、イギリスの美術館はどこも経営難です。時々、ニュースとなるのが、美術品の海外流失です。ロンドン・ナショナルギャラリーの場合、展示品は、大まかに「美術館所有の品」「寄贈品」「寄託品」に分類されますが、「寄託品」というのは、持ち主が管理を委託するかたちで美術館に預けている作品で(管理するのも大変ですから)、それも等しく展示されています。お金が必要になりった持ち主(没落貴族や資産家)が絵画を売却しようとした時、その殆どがアメリカの資産家に落札されることが多く、そんな時「あのレディー xxx がアメリカにさらわれる!」(女性の肖像画) といった、なかなかいかしたコピーで世間を騒がせ、その度に、イギリスの銘画を守ろうと各地から募金が寄せられるというわけです。 経営難ですが、それでもイギリスの美術館は、限界まで、無料を続けると言っています。(美術館における)イタリア観光とイギリス観光は、この点で、存在意義をよく比較されます。 政党が変っても「教育」というのは、必ず、公約の3本柱の一つにあげられる事項として大変重要ととらえられています(イギリスは不況のどん底、経済の国際復帰を経験した国ですから「イギリスの未来」ということを切実にとらえています)。また、今もなお階級社会であるがゆえに、逆に、我々は他の人を差別したりはしないという反面反応を示します。紳士・淑女であるならば、差別は卑しいこととされています。理解しづらい差別です。 イギリス在住の外国人が、こんなことを言っていました。「半ば盗んできたようなものばかりの "xxx" は何とも思わないけど、"ナショナルギャラリー" はすごいと思うよ、あれだけの数を集めて見せているんだから」と。 "xxx" は雑音で聞き取れなかったのですが、おそらく大英博物館のことだろうと察しがつきました。確かに、他の無料の美術館/博物館といえば、特定の個人(実業家)のコレクション美術館であったり、昔の古い道具(煙突掃除のモップなど)を集めてきて展示しているか旧植民地からかっさらってきた物で、収集するコストは、ナショナルギャラリーに比べ遥かに低い。世界を代表するギャラリーである由縁は、高価な名画よりも、実はそんな経営努力にあるのではないかと感じた。 ![]() NG915. Bought, 1874.(購入) NG6456: Bequeathed by Sir/Mr/Mrs......, 1979.(遺贈) NG172: Presented by the(Sir/Mr/Mrs) ......, 1839.(寄贈) L652: On loan from a private collection.(賃借) E717: Entrust from Sir/Mr/Mrs......(預かっている) まともに美術館が購入したのは、一番上の "Bought" だけ。 ▲
by riesuzuki67
| 2005-03-10 16:53
| ♂ 教育
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