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先日、私の好きな「クリスマスソング」の所で掲出した写真は、お気に入りの「クリッペ」(Krippe)なんです。2001 年1 月18 日にウィーンの南の森にある修道院(男性の修道院)を訪れた時の写真ですが、今日はもう Christmas Day を過ぎたからこそ、この話しをと思い。あの写真の全体像は以下(実際の人形はすごく小さいのです):
12 月24 日(Christmas Eve)の晩から1 月6 日までを、クリスマス季節(Christmastide)といい、12 月25 日(Christmas Day)から数えて12 日目(Twelfth-Day)= 1 月6 日の晩、または前夜の1 月5 日の晩までを「十二夜」(Twelfth-Night)と言いますので、殆どの場合、1 月6 日の昼間に、街中でクリスマスデコレーションの撤去作業をみることになります。 でも、2001年にウィーンのこの修道院を訪れた時、まだ一部の装飾が残されていたのです。ラッキーでした。常設のマリア像の下あたりに台を設けて、このクリッペ(Krippe)を飾っているものでしたが、一体化して見え、効果抜群! 極めて繊細で、素敵でした。 「クリッペ」(Krippe)はドイツ語(オーストリアの母国語はドイツ語)で、フランスでは「クレッシュ」(Creche)、スペインでは「ナシミエント」(Nacimiento)、イタリアでは「プレセピ」(Presepio)、(お待たせしました)そして英語では「マンガー・シーン」(Manger scene)と呼ばれる「キリスト生誕シーンを再現した模型」です。ベツレヘムの貧しい馬小屋に生まれ落ちたキリスト誕生の場面を、箱庭風に再現したものです。実物大から、ジオラマのような極めて精巧なミニチュアまでさまざまあり、なかなかに味わい深いものです。 クリスマス装飾の必須といえば、ツリーを第一に連想してしまう日本ですが、ヨーロッパでは、必ず「クリッペ」を見かけます。特にラテン諸国(メキシコ、アルゼンチン)では、ツリーよりも、このクリッペ装飾の方に重きがあるような気がします。おおざっぱにいうと、カトリック国がクリッペ、プロテスタント国がツリーの世界といった感じでしょか。 ドイツ語のクリッペで、文章を貫き通しましたが、私にとっては、ウィーンでみたこの箱庭模型が、人生で最高に好きだから。
by riesuzuki67
| 2005-12-28 23:34
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