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今日、Amazon.co.jp で「フェアリー・フェラーの神技」という本を注文しました。「ダヴィンチ・コード」「ハリー・ポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」に続いて、話題になるかもしれませんよ。
このタイトル、ロックファンならクイーン (Queen) の曲に同名の物があるのをご存知でしょうし、絵画に詳しいかたならなおのこと、これら全ての題材となった一枚の絵画 "The Fairy Feller's Master Stroke" を実際にみたことがあるでしょう。 私が注文した本は、同様にこの絵が題材になっており、マーク・チャドボーン (Mark Chadbourn) 著の原書を日本語に翻訳したもの。この作品、2003年度 英国幻想文学大賞短編部門受賞作です。 ----------------------------------------- 【ストーリー】 人生に絶望した主人公が幼い日に衝撃を受けた「一枚の絵」の謎を解くことで、生きる意味を見出そうと、画家の足跡を辿る旅に出るというストーリー。「旅の答えは? それは、ぜひ月夜にこの本を開いていただきたい、胡桃の殻を割るように・・・答えはきっと、その中にあるから」というお薦めコメントにも引かれました。 【テート・ブリテン・ギャラリー (Tate Britain Gallery)】 さて、題材になっている絵画は、ロンドンの「テート・ブリテン」 (Tate Britain Gallery) に展示されています (ミレニアムを記念して建設された「テート・モダン」ではなく、本家の「テート・ブリテン」)。 砂糖で大儲けした、テートさんの寄付によりできた美術館で、英国絵画が一同にコレクションされています。元々ここには刑務所があり、ここから、船で囚人たちがオーストラリアに送られていました (元々オーストラリアは英国における流刑地として始った島)。 【絵画 "The Fairy Feller's Master Stroke"】 わずかスケッチブック1枚の大きさに、細かく描かれたこの絵は、神経を病んだ人にみられる傾向らしいですが、実在の狂気の画家リチャード・ダッド (Richard Dadd 1817-1886) よって描かれた作品です。 因に、「テート・ブリテン」は、私が嘘をついた思い出の美術館で、初めてホームステイをした時、学校で今日はここに行くと教えていたから、帰宅後、早速感想を聞かれました。でも、英国美術の宝庫・誇りの美術館に、まさか「サボって行きませんでした」とホストファミリーに言えず、シドロモドモ・・・。
by riesuzuki67
| 2005-05-01 14:57
| ♂ 物語で英国
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