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落語に「千両みかん」という噺があります。私が一番好きな古典落語です。古典落語と一口にいっても上方落語か江戸落語に分類されますが、この「千両みかん」は江戸落語です。
因に、落語が好きといっても古典落語が好きなのであって、新作落語は嫌い(ストーリーと落ちに深みがないので退屈なだけ)。 アメリカン(・ブラック)・ジョークは、文字で読んでも面白いのに、落語の場合、文字では内容の深さが伝わらないのは何故だろう? 本屋に「落語百選」というような文庫本が売ってますがお薦めできません。 何故かというと、ちょっと website で「千両みかん」を検索して読んでみたんです。ダイアログのもので読んでみたんですけど、駄目だこりゃって思いました。確かにこの通りなのですが、読んだのでは私の好きな理由が伝わりません。不思議なもんですね。 季節はずれのみかんを売る「みかん問屋」の店主の言い分が素晴らしい。「みかん問屋の暖簾をあげている以上、夏だろうが、お客が欲しいといえば・・・そのために腐ることを百も承知で(1個くらい生き残るかもしれない)、毎年、蔵に・・・」「1個千両」 という店主、それを 「季節はずれのみかんが高いのはあたりまえ、千両、安い!」 という依頼主。プロの商売人に挟まれ感覚が狂ってしまう番頭の結末(最後の落ち)が気に入ってます。 営業マン、ビジネスマンなら、この落語から商売人の血がたぎるかも。おそらく、事務系の人には、そこまで響かないでしょう。絶対に生・TV・CDの方がいいのですが、そうもいかないでしょうからやむおえず興味があったら読んでみてください(クリック)。
by riesuzuki67
| 2005-03-29 03:48
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