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Easter Days:
2005.3.27/2006.4.16/2007.4.8 黄金と宝石をちりばめ、豪華すぎて、現在、誰も作ることができないと言われる "Easter Egg" が存在します。ロシア皇帝・ニコライ二世が妻や母に贈るために56個だけ作らせた「インペリアル・イースター・エッグ」です。 現在、そのうちの44個が確認されており、イギリス王室に3個、モナコ王室に1個、エジプトに1個が売却され、後のロシア革命で帝政は崩壊、ニコライ二世は家族とともに処刑され、イースター・エッグはちりぢりになります。 世界で最も多くの数(12個)を所有しているのが、ニューヨークの「フォーブス・ギャラリ」。ロシアの「クレムリン博物館」に10個、その他スイスなどでも保持されていますが、行方不明のインペリアル・イースター・エッグは、いったい誰が持っているのでしょうね?(因みに、制作者ファベルジェの作品を最も多く所有しているのはイギリスのエリザベス女王) ■ 写真:「戴冠式のイースター・エッグ」(Coronation Egg):1897年の戴冠式を記念して作られたイースター・エッグ。卵を開くと戴冠式で使用された馬車のミニチュアが出てくるわけです。その他にも、毎年、手のこんだ豪華なイースター・エッグが制作されました。 #
by riesuzuki67
| 2005-03-08 03:38
| ♂ 文化/年中行事
Easter Days: 2005.3.27 / 2006.4.16 / 2007.4.8
イエスは13日金曜日に十字架にかけられ、3日後に復活したとされています。イエスの復活を祝う祭りが、キリスト教最古の儀式「イースター」です。 キリスト教の行事は「固定祝祭日」(immovable feast) と「月(満月)」の満ち欠けのサイクルに連動して日付けが変わる「移動祝祭日」(movable feast) があります。イギリスの家庭には、日付けの横に可愛らしい月の満ち欠け変遷が小さく描かれた太陽陰暦のカレンダーがあったりします(宗教的なことだけでなく体のバイオリズムと関係するからです)。 本来キリスト教とは関係のない異教徒の春の祭り(例:サクソン族/春分の日に行う春の女神「イーアスターEostre」の祭)だったが、キリスト教の布教の際に、統合されていったと見られています。寒く暗い冬から、草木が芽吹き、動物たちが繁殖する春へと移り変わる様が、十字架で処刑され後、復活したとされるイエスのイメージと重なったのでしょう。 イースター前の40日間を「レント」と言い、肉、卵、油、乳製品などを控えて、食事を節制し、結婚式などのお祝い事も避ける習慣があります(しかし、現在、実生活においては、普通に食べています)。 イギリスの家庭では、「レント」の期間が始る前の日「懺悔の火曜日」(Shrove Tuesday) にパンケーキを焼きますので「パンケーキ・デー」(Pancake Day) と呼ぶのが一般的で、これはレントに入る前の準備・心構えとして、家庭内の玉子や牛乳などを全部使い切ってしまうという意味からです。学校によっては、パンケーキを食べるイベントが催されたりします。 #
by riesuzuki67
| 2005-03-08 03:18
| ♂ 文化/年中行事
Easter Days: 2005.3.27 / 2006.4.16 / 2007.4.8
外国人の同僚(女性)が、この時期、必ず休暇をとっていたことが思い出されます。 敬虔なクリスチャンである彼女は、この時期、金曜日〜月曜日まで毎年お休みをとっていました。各日を以下のように呼ぶと初めて聞いたのは彼女からです。 >> Good Friday, Holy Saturday, Easter Day, and Easter Monday そして、「休暇中、何をして過ごすの?」という問いには、教会に行き、チャリティーを催すとのこと。「その準備で忙しいのよ」と。遊びやリフレッシュの「休暇」ではない別物の出勤しないわけが存在することを感じました。生活に根ざした必要不可欠な正統なものに思え・・・。 祝日に振替代休を伴う日本の3連休でも、1〜2週間のバケーションでもない時期にお休みをとりたい旨を、上司に申し出るのは、言いづらく「日本の非常識」にもとられかねませんが、でも、「彼女においては常識」です。世界的に考えれば「常識」は一つではない。 国によっても異なりますが、キリスト教圏においては、金曜日と月曜日が祝日になり、大人にとっては「イースターの4連休」となるわけですが、子どもにとっては、この時期に2週間、学校がお休みになります。イギリスでは、確か、9月下旬か10月上旬にも2週間のお休みがあり子どもたちが家にいたと記憶しています(これは何でだろ?) イースターの期間にヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、アジアのキリスト教圏などを旅されるかたは、祝日にご注意ください。 #
by riesuzuki67
| 2005-03-08 03:04
| ♂ 文化/年中行事
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