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日本のホテルでは、あまり、ないことですが、結構、欧米のホテルに泊ると、ベッドの高さが高いな〜と思うことがありますよね。私は、よいしょっ!と「飛び乗る」感じです。そこで、なぜなのか? というお話。
![]() 昔は、暖房機器といえば「暖炉」。当然、一酸化炭素が発生し、この重たい一酸化炭素は、沈み、床のあたりを浮遊します。従って、ベッドに横になっている間に、一酸化炭素中毒で死んでしまう事故を防ぐため、高さの高いベッドというものが生まれました。また、それでも、まだ高さが足りないのか、平らに寝ると死んでしまうので(平らに寝るのは死んだ時くらいなものだったそうです)、それで、「ヘッドボード」に幾分寄り掛かるような姿勢(背に枕)というのが寝る時の姿勢だったそうです。遺伝子のように受継がれ、これが、欧米人にとっては、一番くつろげる姿勢(態勢)と言われています。尚、「ヘッドボード」も、これにより生まれたものです。 そして、これは日本のホテルでも、よくあることですが、ベッドの上に「クッション」が置かれていることがありますよね。これ、めちゃくちゃ正統派のスタイルです。 ![]() ![]() 例えば、就寝タイムではなく昼間とかベッドの上で、ヘッドボードに寄り掛かり、テレビを見る、本を読む・・・くつろぐ時、わざわざベッドカバーを剥がして、もぞもぞと枕を取り出すと、せっかく綺麗にベッドメイクがされているものが崩れ、枕もくしゃくしゃ。そこで、背もたれにする枕代わりの「クッション」の登場です。ベッドメイクを崩すことなく、「くつろぎ」の姿勢が取れるわけで、そのために、予め、「クッション」がベッドの上にのっかっています。気が利いている!というセッティングです。 ![]() ![]() お子さんの学校(全寮制)の持ち物リストに "Hot Water Bottle" なんてあったら、水筒かな?と思っちゃいますよね?! 英語で "Hot Water Bottle" といえば「湯たんぽ」のこと。 ![]() ![]() 今でも実家に帰ると、冬場は布団の足元に湯たんぽを入れてくれる私の母ですが、子どもの頃から、湯たんぽといえば金属製で楕円型でした。もう殆ど湯たんぽなんて使う日本の家庭はないでしょうが、英国ではバリバリ現役で、健在です。秋口になると薬局屋や雑貨屋に並びます。但し、英国に限らず、ドイツを始めとするヨーロッパやアメリカ、ニュージーランド、オーストラリアでも、その質はゴム製です。日本の水枕みたいな印象。 日本では、東急ハンズやソーニープラザで、輸入雑貨としてヨーロッパ製の湯たんぽが、3,000円で売られているのを知りました。売れ筋商品だそうですが高い! ![]() 英国では、雑貨屋で 1.99ポンド(約398円)、お高い薬局屋 "Boots" でも 6 ポンド(1,200円)くらいで販売されていますから、海外で購入した方がお得で、形も、またカバーも変ったものを買えばお土産にもなります。もし、秋から冬にかけて、"Boots" でこんな縫いぐるみを見かけたら、決して縫いぐるみコーナーではありません。湯たんぽカバー(どちらかというとお子様用)です。 ![]() フランスや英国・・・とヨーロッパをよく旅される方、住んでいらっしゃる方にとっては、必需品の Lime(石灰)Scale(湯あか)Remover。英国でホームステイしている時は、ホストマザーが掃除をしてくれるので、気にする必要はないのですが、ホテルに滞在する時、私的には必需品になっています。といっても、ケトル用だけですが・・・ イングランドの水も、石灰を多く含む硬水なので、蛇口・シンク・バスタブ・洗濯機・ケトルなど、水のある所どこでも、いつしか石灰がこびり着いてしまいます。 ![]() ![]() ![]() 電圧が高いため、あっという間に沸騰する電気湯沸かし器(電気ケトル)は、英国の家庭では必需品ですし、ホテルにも必ずといっていいほど備え付けられていますし、また、JTB も旅行用品として携帯用電気湯沸かし器を販売していますよね。ポットの底のヒーターもしくは、特徴的なむき出しのコイルに、石灰がこびり着いて、白いカビがついているかのように見えるのが石灰です。 放っておくと見た目にも汚いし、蛇口や洗濯機などは故障、トイレの流れが悪くなる原因になります。Lime Scale Remover は、キッチン・バス用、ケトル用、洗濯機用などそれぞれの用途に合わせてスーパーで売られています。 そんなに気にする必要はないのですが、4つ星ホテルでもケトルの底の渦巻きコイルをチェックして、「あ〜、はっきり石灰ついている〜」と確認すると、「そろそろ、石灰取りをしてくれよ〜ん」と思いながら、自分で石灰取りをしてから、コーヒーを飲みます。Descaler Bag は、ティーバッグのようなやつで、沸騰したケトルの中に(お湯の中に)入れて、30 分もすれば、綺麗に石灰が取れます。
モヘヤ = アンゴラからとれた毛糸こちらの動物は、「アンゴラ山羊」。英国内でも飼育されているんだ〜、初めて知った!驚き! 「アンゴラ」とは、トルコの首都・アンカラの1930 年以前の名称で、この地方に由来した大変美しい3品種の動物(山羊、猫、うさぎ)がいて、それぞれにアンゴラの名前が付けられているそうです。 ※アフリカ大陸の独立国家「アンゴラ(Angola)共和国」とは、スペルが異なります。 山羊(やぎ)ですよね〜?! こうなると、「やぎ」と「羊」の区別がつかない。 ![]() ヨーロッパの空港を利用する際、いやでも見にするのが "SCHENGEN" (シェンゲン) という文字。シェンゲン協定国へ向う場合はターミナルが別れていることが多く、また乗り換えで利用する場合は、乗り換え空港で、早々に入国審査を済ませることになります (ゲートの手前)。 自分の向う目的国に入国するという感覚ではなく、EU という一つの国に入国したことになり、以後、EU の シェンゲン協定内のどこの国に入ろうと国境検問はなく全くのフリーで (90 日間)、パスポートは不要。もちろん、パスポートに入国スタンプが押されることはない (それだけがちょっと残念)。 「シェンゲン協定」とは、ヨーロッパ内の出入国の簡素化、人の移動を簡単にする目的で 1995 年に発足した協定で、シェンゲン協定内を移動する場合は、国内扱いになります (ちょっと凄すぎるというか恐ろしい気もしますが)。 従って、EU の シェンゲン協定内国に最初に足をつけた時点で (乗り換え含む) で入国審査、そして、最後にシェンゲン協定外の国へ向う際に出国審査が行なわれます。複数の国を訪問したとしても、「入った」「出た」の計2個のスタンプしかついてもらえない。 ![]() この「シェンゲン」という言葉は、ルクセンブルクにある村の名前です。元々は、1985 年、ドイツ、フランス、ベネルクス3国の計5ヶ国において調印された条約で、その調印が行なわれたのが「モーゼル川」を渡る船上。ちょうどルクセンブルク領シェンゲン村のあたりだったことから、この名前がつけられました。国境検査の撤廃について定めたこの条約は、1995 年から EU の国際協定として適用しています。 とは言っても、すべての EU 加盟国が足並みをそろえるのは、現在、無理があり、シェンゲン協定実施国は以下: アイスランド、イタリア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルク (アイルランドと英国は実施していません、英国に関しては絶対に無理な話) ライン川最大の支流である「モーゼル川」は、ドイツ、ルクセンブルク、フランス (Germany-Luxembourg-France) を流れる川で、モーゼルワインの産地として知られ、川沿い東側にはワイン畑が続く風光明美な川です (蛇行しています)。シェンゲンの国境線では、目の前が、ドイツとフランス両国。三国が出会う地点です。 ![]() ヨーロッパ各地に点在する「凱旋門」(triumphal arch)。古代ローマ時代、軍事的勝利を讃えるため、その勝利をもたらした将軍や皇帝が凱旋式を行なう記念に建てられた門に由来し、アテネの神殿にある門を見本に造られています。 従って、大概、アーチの上には、4頭立ての二輪車「カドリガ」(Quadriga) の彫刻が乗っかっています。この4頭の馬が何ものなのかを知った時から、もやもやしていた頭の中がすっきり。この馬、ギリシャ神話に登場する太陽神アポロン (Apollo) の引く日輪の馬車。 アポロンは、毎朝、東の宮殿で目覚めると、炎のごとく黄金に輝く鬣髪の4頭の馬に馬車を引かせ、東から西へ曙が示す黄道をたどって天空を駆け抜け、地平に没する (地球の夜明け、朝と夜ですな〜)。永遠の若さ、強さ、暖かい心、冷静さの持ち主で、つねに中道を説き、過度をいましめた、現在もギリシア人の理想とする人格に最も近い神とされるアポロン。 日輪の馬車を引く4頭の馬は、「火」「夜明け」「燃え盛る炎 (災難)」「炎」を意味する馬で、太陽神だけがその激しさを御することができるとされていました。他のヨーロッパ諸国においては、アポロンよりもこの4頭の馬の方が重要なようで、今にも飛び立たんと前足を上げる4頭の馬だけの彫刻や絵画、噴水が結構あります。ヴェネチアのサンマルコ寺院のテラス中央にある像は馬だけで、かつて独立を熱望したヴェネツィア共和国市民の「自由の象徴」とされ、また、有名なベルリンのブランデンブルク門にいたっては、平和の女神アイレーネが馬車に乗っており、「平和のシンボル」とされてきました。 面白いのは、ヴェネツィアとベルリンのいずれも、18世紀末にナポレオンによって、戦利品として、一時、パリに持ち去られ、ナポレオン失脚後に各々の国に返却されたこと。例えば、現在、サンマルコ寺院のテラス中央にある像は複製で、オリジナルは大切に寺院内2階の博物館に展示されていますが、これは、一時、パリのルーヴル宮殿前のカルーゼル凱旋門の上に飾られていました。 ![]() ■ 写真:トップから、ベルギーのブリュッセルに建つ「独立 50 周年記念」の凱旋門、次いでベルリンの凱旋門、そして、ロンドンのハイドパークコーナーに建つ「ウェリントン・アーチ」。
:: 出回り過ぎると市場価値 (ブランド価値) を下げてしまい、購買意欲を削ぐことになる ::
![]() オーストリアに行かなくても、世界中、かなりいろいろなところで販売されている「モーツァルト・クーゲル」(MOZARTKUGEL)。とは言っても、Worldwide な営業力を誇るミラベル社 (Mirabell) の「金色」のアルミに包まれた「モーツァルト・クーゲル」が、一番、市場に出回っており、日本人にはお土産品として一番馴染みがあるでしょう。 この「モーツァルト・クーゲル」、当然、モーツァルト生誕の地・オーストリアのザルツブルク発祥のチョコレートなのですが、考案者が製法・ネーミングの特許を申請しなかったため、類似品が大量に出回って、本家争いも勃発しました。従って、「モーツァルト・クーゲル」と一口に言っても、お店によって、微妙に違う独自のテイストで作られ、売られています。尚、日本人に馴染みのあるミラベル社の商品は類似品になります。 ![]() 「モーツァルト・クーゲル」は、1890 年、お菓子職人のパウル・フュルスト (PAUL FURST) が考案したチョコレート。写真の一番右が、その名を冠するツイーツ屋「フュルスト」(FURST) のオリジナル・モーツァルト・クーゲルです。残念ながら、銀色のアルミで包まれた商品は、オリジナルのモーツァルト・クーゲルも含めて、ザルツブルクでしか購入できません (例え、ウィーンでも購入できません)。 お味は・・・、好みもありますが、左から2番目、一つ一つが手作りのツイーツ屋「シャッツ」(SCHATZ) やオリジナル・モーツァルト・クーゲルの「フュルスト」(FURST) の評価が高いようです。 間もなく、ザルツブルク音楽祭やショパンフェスティバルなど、オーストリア各地で催されている音楽祭が終わりますね。これが終わると、いよいよ秋の訪れ。
訪れる頻度も関係して、私、これでも、かなり「墓」に馴れました・・・
![]() 日本との相違ですが、英国をはじめ欧州や豪州、どんな町を訪れても、必ず「町の中心」に教会、寺院、または大聖堂があるわけですから、おのずと「墓石」に接近することになりますよね。生活と切り離せないようなもの・・・。しかし、さすがに、墓地としての敷地に足を踏み入れたのは、1度かぎりのこと。 朝の散歩が「墓地」という人も、そんなに珍しいものではありませんが、宗教感のない私には、ちょっと無理ですね。墓地の横を通る、墓地の横の広場でひと休みなんてこともありますが、早々に離れたい心境で落ち着きません。 また、著名な人の眠る広大な有名墓地であっても、敷地内を歩くことは、どうも気が進まないのですが、友達と一緒の時に、1度だけあります。 肉体は必ず老いて滅びるもの。それが自然であり当然のこと。死ねば、魂は肉体を離れる。肉体よりも魂を重んじるから、墓や墓地は別に恐がるものではないらしいですよ。プロテスタントの国では、毎週日曜日に教会にいくような人が減っていますが、それでも、クリスマスのミサには行ったりするわけで、教会内に点々と設けられている墓の隣に座ったりするから、馴れているといってもいいのかもしれません。 【写真】 リヴァプール大聖堂 (Liverpool Cathedral) 墓地!の写真は掲出するのも何か憚られるので、軽く、この辺の写真にしました。
毎日、蝉の大合唱 (と言うより「ミーン、ミーン」と恐ろしいほどの悲鳴にしか聞こえない)。
蝉にもゴキブリ同様に「北限」があります。日本に生息する多種の蝉も、その種類によって、大阪・静岡・関東・新潟・函館といったボーダーラインの北限があるので、関東にしか住んだことのない私の知らない蝉が関西方面にはいるわけですね。 ![]() さて、「英国やドイツには、蝉 (cicada) がいない」とよく聞きますよね。英国の場合、100% いないわけではないのですが、ごく!ごく!限られた地域にしか生息しないので、「いない」と言っても正しく、殆ど知られていない昆虫 (insect) です。 ■■ 「イソップ物語」におさめられている「アリとキリギリス」の話をご存知でしょう。イソップ (Aesop) は紀元前6世紀頃、ギリシャで生まれた人です。この「アリとキリギリス」の原作は「アリとセミ」なのですが、ギリシャ語版が英語やドイツ語に翻訳された際、蝉の生息しないこれらの地域では、馴染みのある「アリとキリギリス (バッタ)」 (The Ant and the Grasshopper) に代わったのでした。 (「バッタ」という言葉は、バッタ目キリギリス科・バッタ目コオロギ科・バッタ目イナゴ科という具合に、これら昆虫の総称) ■■ 日本に初めて「イソップ物語」が伝えられたのは、戦国時代末期、イエズス会の宣教師によってのため、当時は「蝉と蟻との事」になっていましたが、いつしか日本でもキリギリスになってしましました。但し、岩波文庫の「イソップ寓話」はギリシャ語から翻訳しているので、「蝉」になっています。 ■■ アメリカには、蝉が生息していますが、蝉を見たことのなかった英国人が入植した際、蝉を見て、イナゴ (バッタ) と呼んだため、米語では「セミ」「イナゴ」も一色単で、locust と言います。 「セミ」 (英) cicada (米) locust 「イナゴ (バッタ)」 locust 「コオロギ (バッタ)」 cricket 「キリギリス (バッタ)」 grasshopper; katydid 米・ディズニー映画「バグズ・ライフ」(A Bug's Life) は、「アリとセミ」のパロディーですが、やっぱり、セミではなく、バッタです。バッタ軍団を率いるバッタの名前が「ホッパー (grass)hopper」。悪役キリギリスですな〜 ![]() 「白バラのアレンジが素敵〜!」「何にしても、やっぱり "紙ナプキン" とフォークがこのように皿の上にセットされてる」・・・ それはそうなんですが、その件ではなく、「水」。 カフェ文化の息づくウィーン, オーストリアらしいものとして、コーヒーを注文すると必ず「水」がついてくるんです。多くは、小振りの銀のお盆に「コーヒー、スプーン、水」のセットでサーブされます。まるでチェイサーのようですが・・・ コーヒーの味を引き立てている要素が水と言われていますが、添えられる水も必須で、ちゃんと飲めるアルプスの水。食事に際しては他の国と同様で、水は別途注文する商品として存在していますが、コーヒータイムは別。「コーヒーと水」は切っても切れないワンセット。 昔、知人でいましたよ、水なしではコーヒーが飲めない人。この人には最適の国でしょう?! < 前のページ次のページ >
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