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「オレンジジュースとレモンジュース」をミックスされた飲物を何というか?
回答率100% の問題だそうです。英国が元祖のクイズ番 "Who Wants To Be A Millionaire?" のローレベルの問題として、先日出題されたようです。 この番組も長いですよね・・・昔、ホームステイをしている時、ホストファミリーが解答しながらみていて、アジア人の私がわかるだろう〜という問題になると「Rie!」と一斉に皆が私の方を向いたことを思い出します。家族対向クイズ合戦じゃないので、誰かが答えられればOKというものじゃないと思うのですが・・・ 日本と同じように、画面の下の方に問題と四択解答が出るのですが、問題を理解できない私は、イージー問題でも、全部 ??? でした。 さて、英国人ならば回答率100% のこの問題。答えは「セント・クレメンツ(St. Clement's)」。頭のどこかで鐘が鳴るって感じでしょうか。 はっきり言って、「ガキでもわかる!」という超イージー問題ですが、そこは英語圏の生まれ育ちではないので無理な日本人です。その名は、ナーサリー・ライム(マザーグース)の 'Oranges and Lemons' に由来します(オレンジとレモンのマーマレードもセント・クレメンツと言いますよね)。英国伝承童謡の総称を「ナーサリー・ライム」(Nursery Rhymes)と本家・英国や英連邦の国々などでは呼びますが、アメリカや日本では「マザー ・グース」(Mother Goose)と呼ばれています。 日本の童謡と大きく違う点は、ナーサリー・ライムという言葉からも分かるように、子どものための押韻詩(規則的に「韻」を踏んでいる詩)で、私も英語のイントネーションを学ぶのに学校で習いました(同時期、ホストチャイルドが幼稚園でおぼえて唄っていましたが・・・)。 この「オレンジとレモン」、日本の「通りやんせ」みたいなもので、ブリッジを作って、その下を子どもが通り、最後に誰かが捕まるという遊びもあります。詩の内容も日本同様に原詩は、恐〜い。 ロンドン市内の教会の鐘を擬人化した些細な借金をめぐる問答で、「オレンジとレモン」を買うために借りた5ファージング、または盗んだ「オレンジとレモン」の貸しが5ファージングなのか不明ですが、最後は子どもの首がちょん切られてしまう内容です。ロングバージョンになると、「パンケーキとフリッター」「棒キャンディ2本とリンゴ1個」とか出てきますが、全部で16の教会の鐘が鳴り響くことになります。昔から、教会の鐘の音を聴きながら、子ども達が遊んでいたんでしょうね。昔の絵をみても、教会があちこちに目立ちます。 Oranges and Lemons, Say the bells of St. Clement's. You owe me five farthings, Say the bells of St. Martin's. When will you pay me? Say the bells of Old Bailey. When I grow rich, Say the bells of Shoreditch. When will that be? Say the bells of Stepney. I'm sure I don't know, Says the great bell at Bow. Here come a candle to light you to bed, Here come a chopper to chop off your head. 「オレンジとレモン」と 鐘鳴らすよ セント・クレメント 「おまえに5ファージングの貸しがある」と 鐘鳴らすよ セント・マーチン 「いつになったら返すのか?」と 鐘鳴らすよ オールド・ベリー 「金持ちになったら」と 鐘鳴らすよ ショーディッチ 「それはいったいいつのこと?」と 鐘鳴らすよ ステプニー 「知るもんか」と 大きな鐘鳴らすよ ボウ さあ、おまえをベッドへと照らす ロウソクがくるぞ! さあ、おまえの首をはねに 首取り人がくるぞ!
男性でも知っていて損のない英国土産かもしれませんね?! コレクターがいることでも有名ですが、お嬢さんが集めているので・・・と買っていく日本人もいます。私は、部屋に置き物や小物を置かないすっきり派のため、買う事はないのですが。
リリパット・レーン社は、1982 年にデイヴィッド・テイト(David Tate)さんが創設し、ハンドメイドのミニチュアで知られています。「リリパット」(Lilliput)は、英・ジョナサン・スウィフト(Jonathan Swift, 1667-1745)が書いた「ガリバー旅行記」(Gulliver's Travels)で登場するガリバーが訪れる小人国の名前です。 ![]() リリパット・レーンのミニチュアには、ロンドンブリッジ、セント・ポール寺院、ビッグ・ベン、お城などもありますが、代表的なのがリリパット・レーン・コテージ(Lilliput Lane Cottages)シリーズ。 リリパット・レーン・コテージのシリーズは、英国伝統の様々な家のミニチュアというより、「ガーデニング・ハウス」と言った方が意味合いが通じやすい気がします。庭にお婆さんがいたり、車が止まっていたり、馬が繋がれていたり・・・、また、家が開くようになっていて中が見える作りのものや、灯りが灯る演出もものまで、大きさや金額によりさまざま。8ポンド(1,600円)くらいからあります。 レイク・ディストリクトには、自分で色付けをしたりできるビジターセンターがあります。そこまで行かなくても、ロンドン三越はもとより、ハロッズ、土産物店、おもちゃ屋さん、ヒースロー空港など、比較的多くの場所で購入できます。
ネガを残していないアルバムからの画像なので、あまり綺麗ではありませんが、ここは、North Yorkshire の保養地・スカボロー(Scarborough)の崖の上に建つ「スカボロー城」の廃虚です。第二次世界大戦の時、放射台と間違えられて、ドイツに爆撃されてしまったので、今やこの建物と城壁を残すのみなのですが、あえてカタガナで正しい発音を書くと「スカーボラ」。
![]() 小さく写っているのが、私の友達。映画「卒業」でも使われた英国のフォークソング、サイモン&ガーファンクル(Simon And Gurfunkel)が歌った「スカボロー・フェア」(Scarborough Fair)のスカボローです。 この町と歌の魅力はまたいずれということにして、この城の廃虚にたたずんだ時、何を感じたかという、風に吹かれながら雲を眺め「天空の城ラピュタ」(Laputa: Castle in the Sky)の世界だな〜と思ったものです。 そして、こちらは・・・ ![]() South Wales のロンダ渓谷(Rhondda Valley)の町ですが、ロンダ渓谷といえば、「天空の城ラピュタ」で、炭鉱町のモデルとなった所です。カーディフから北西に1時間ほど行った細長い渓谷に、家々が点在しています。かつては、炭鉱の町として繁栄したわけですが、面影はありませんよね。 余談ですが、英国児童文学「ハウルの動く城」(Howl's Moving Castle)の原作者、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(Diana Wynne Jones)って、御健在の方なんですね・・・今、71 歳?(あっ!女性に年齢は厳禁かっ) ![]() 熊のプーさんの舞台となったアッシュダウンの森(Ashdown Forest)の中。昔は、足場が悪く、ぬかるんだ細い道を歩かなければならなかったのですが、プーさんをアニメーション化したディズニーが、この土地を入手して以来、開発が進み、鋪装されて車もここを通ります。 できれば車は通って欲しくない場所ですが、結構、通るんですよね〜。車がスピードを出せないように、一定間隔で、「スピードバンプ」(Speed Bumps)と呼ばれるこぶが設けられています。別名「眠る警察官」(Sleeping policemen)。 ← ところ変って、こちらは、ヨークシャー。「キャトル・グリッド」(Cattle Grid)と呼ばれるもので(米語ではCattle Guard)、幅が1m 程、10cm 間隔で溝があり、牛や羊が逃亡しないように設けられています。足が落ちてしまって、越えられないわけです。 ![]() 友人のオーストラリア人には、幼いのに賢い姪 (妹の娘) がいます。この少女、家族で一人だけ「赤毛」「ソバカス」だそうです。両親はもちろん、祖父母もブラウンヘアなので、理由を考えたら、友人からみて祖父、姪からみたら曾祖父さんが、スコットランド出身でオーストラリアに移住してきた人だそうで・・・ オーストラリアは、紫外線が強いので、ちょっと心配ですね〜。北半球の真っ白な肌の持ち主 (ストレートににいうと白人) は、メラニン色素が薄いので、日に焼けると真っ赤になり、その後、ソバカスのようにシミが出るだけで、一切、小麦色になりません (日焼けした健康美は無理ですな〜)。この種の肌の持ち主は、皮膚癌になる確率が非常に高く深刻な問題です。 さて、話をもとに戻して、「赤毛」「ソバカス」といえば、ルーシー・モンゴメリ著 (Lucy Maud Montgomery, 1874〜1942) の「赤毛のアン」(Anne of Green Gables, 1908) が頭に浮びます。「赤毛のアン」は、カナダのプリンス・エドワード島が舞台になっていますが、この作品、文学的に見ると、カナダ文学というよりケルト的な雰囲気が濃密に漂うスコットランド文学といった感じです。実際、作者のルーシー・モンゴメリは、スコットランド系カナダ人で、一族の祖国スコットランドに並々成らぬ愛情を抱いていたようです。そもそも主人公のアン自体、生まれはカナダ南東部のノヴァ・スコシア州という設定。「ノヴァ・スコシア」とは「新生スコットランド」という意味のラテン語で、元来、スコットランド人が主に開拓した土地であり、アンもまたスコットランド系であることを示唆しています。 孤児アンが引取られる農家、マシューとマリラ兄妹は、スコットランド系の移民二世にあたり、二人のお母さんがスコットランドから祖国の花「スコッチローズ」をたずさえて渡ってきたことも作中に描かれ、スコットランド伝来の料理、古い詩、草花、スコットランド語も登場します。祖国愛に燃えるモンゴメリは、主人公アンに、数々のスコットランド文学の傑作を語らせ (暗誦させて) います。 英国王室のヘンリー王子 (次男)、曾叔母さんにあたるクイーンズ・マザーがスコットランド出身だから、ちょっと、その気が容姿に出ていますよね。また、感心するのが、マンガ「キャンディー・キャンディー」をはじめとするアニメキャラクター。スコットランド絡みだと、必ず、「赤毛、ソバカス」の容姿にしているから、よく勉強しているな〜と思います。 経済や産業が発達すると、いつの世も「土地開発」が進むものですが、英国には沢山の自然が残っています。「残っている」というよりも「残した」・・・そんな活動に尽力した人がいるからこその景色・・・イングランド北東部、すぐ上はスコットランドという辺りにある「湖水地方」(The Lake District) は、日本でも人気のある英国最大の国立公園。大小いくつもの湖と丘からなる風光明媚な地方です。 「ピーター・ラビット」ファンの日本人の女の子にとっては、その題材となった場所やミュージアムを訪問することが最大の目的という人もいますよね。「ピーター・ラビット」などは趣味じゃない・興味がないという方も多いと思いますので (私もその一人)、見方を変えたお話を・・・ ロマン派詩人 ワーズワースの故郷であり、「ピーター・ラビット」の作者 ベアトリクス・ポター (Hellen Beatrix Potter,1866-1943) が半生を過ごした場所としても有名ですが、「ピーター・ラビット」の作者 ベアトリクス・ポターは、なかなかすごい人なのですよ。 生まれて初めて湖水地方を訪れて以来、美しく豊かな自然に魅了された彼女は、結婚後、この地方に移り住みますが、「ピーター・ラビット」の印税が入ると、すぐに彼女は、自分で、ここいらの土地を買うんです (その繰返し)。開発業者に売ってくれといわれても売りません。この美しい湖水地方をそのまま残すために・・・ まもなく、ナショナル・トラストが設立されると、彼女は、それらの土地をナショナル・トラストに寄贈してしまうのです。今、見ているあの風景は、自然と残ったものではなく、財産の殆どを費やして守ろうとした彼女の "おかげ" といっても過言ではありません。「ピーター・ラビット」も結構ですが、それよりも、そんな人がいたからの景色であることに思いを馳せてみてください。 先日、"ピーター・パン" (Peter Pan) 誕生 100 年を記念して製作された映画「ネバーランド」("Finding Neverland" 米英合作 2004) を飛行機の中でみました。英国を代表する作家 ジェームス・マシュー・バリー (Sir James Matthew Barrie 1860-1937 スコットランド生まれ) の戯曲・小説に登場する主人公の少年ピーター・パン・・・ 実は、日本で報道されるミュージカルなどの印象が強すぎて、ピーター・パン作品はあまり好きではありませんでした。しかし、数年前、10 階の高さから、暗闇に時計だけが光るビッグ・ベンをボーッと眺めていたら、見えちゃったんですよ〜! 街を眼下にそびえる塔といった感じのビッグ・ベンの周を、"ピーター・パンと妖精たち" がヒユッ、ヒユッと優雅に飛んで回っているのが・・・ (現実ではありません、幻です!)。 その時から、印象がかわりましたね! 初めて私のイメジネーションに現れた彼ら・・・、作者・バリーも、こんな光景をみていたのだろうか? 是非、ほんの少しだけ離れた高めのところから、暗闇のビッグ・ベンを眺めてみてください、これはお薦めです。 さて、本題に戻して、ロンドンに "Great Ormond Street Hospital" (オーモンド大路病院) という小児科専門の小児病院があります。先日テロのあったラッセルスクエアのすぐ傍で大英博物館にも近い場所にあります。この病院、小児科としては、英国一の設備が整った病院と言われています。主人公ピーターは、いろいろな意味で、1929 年から病気に苦しむ子どもたちに救いの手を差し伸べることになります。作者・バリーは、この病院のよりよい運営のために、「ピーター・パン」の著作権・版権をこの病院に寄贈したからです。もちろん、現在も「ピーター・パン」の版権は、オーモンド大路小児病院財団が所有しています。 先頃、英女流作家が「ピーター・パン」の続編を出筆すると、この病院財団が発表しましたよね。今も所有しているんだ〜と思いました (あたりまえか?!)。 尚、バリーが妖精の"ウェンディ"を登場させるまで、この名前は存在していませんでしたが、今では、女性の名前として見かけます。なんたって "Wendy's" という店があるくらいですから・・・。 "-y" で終わる名のほとんど全てがニックネームなので、その元となる本名を推測したけれど検討がつかないそうです。バリーが誕生させた名前というわけです。 写真:昨年から始められた病院財団主催のチャリティイベント (Peter Pan in Kensington Gardens on 23 July 2005) ロンドンで、よく見かける、この「くま」のぬいぐるみ(右写真)。始めて目にした時は、「日本でも見た事のあるキャラクターだけど、あなた誰?」と思ったものです。「くまのぬいぐるみ」の殆どを「テディー・ベア」と思っている人もいますが、各々違ったものです。例えば、童話「くまのプーさん」で知られるベアは、作者の A.A. ミルトンが、ロンドンの「ハロッズ」デパートで、ひとり息子のために買い求めたぬいぐるみを題材に書いたものですから、厳密には (モデルは) ハロッズ・ベア。 お土産として、ハロッズで、(足の裏にハロッズのロゴが刺繍された) ベアを買い求められる方、呼ぶとするならば、あれはテディー・ベアではなく「ハロッズ・ベア」という商品名があります。 さて、話を戻して、写真のベアは、「パディントン・ベア」(Paddington Bear) 。1945 年に、マイケル・ボンド (Michael Bond, 1926 - ) が書いた童話 "A Bear Called Paddington" の主人公です。 ペルーから密航してイングランド、ロンドンの「パディントン駅」にやって来た「くま」が、駅の「落とし物預かり所」近くで、革のスーツケースに座っていたところ、ブラウン夫妻に拾われた「くま」。くまの首には、「このくまの面倒をみてあげてください、ありがとう」と書かれた札が下がっていたので、ブラウン夫妻は、そのくまを自宅に連れてかえらずにはいられなかったわけです。パディントン駅で出会ったので、夫妻は「くまの "パディントン"」と名付けたわけです。 キャラクターとしてのパディントンの服装は、月日の中で変遷を遂げていますが、現在のオフィシャルスタンダードは、赤い帽子、ブルーのダッフルコート、ウェリントンブーツを履き、革のスーツケースを持っており、お気に入りの食べ物はマーマレード (この洋服に関してはブラウン夫人からもらった服)。 オリジナルの服装というと、右写真のような色合いで、この「クラシック・パディントン・ベア」は、110,000 円以上します。このくまをイギリスに密航させた (送りだした) のは、ペルーのリマに住むルーシーおばさん。書かれた札の英語からして、何かの事情でペルーに渡ったこのイギリス人のおばさんが、また何かの事情で、くまを送り戻したわけです。秘密が一杯のくまさん、いつも、ルーシーおばさんに手紙を書いています。 このくまのぬいぐるみは、キーフォルダーのように小さいものから大きいものまで、いろいろと売られています。服装もさまざま。スーツケースは持っておらず、椅子に座っているのも・・・ もし、お土産としてスタンダードなものをお買い求めになるならば、赤い帽子、ブルーのダッフルコート、赤い靴、革のスーツケースを持っているものか (お子様向き)、クラシックカラーを模した服装 (大人向き) がいいと思いますよ。そして、絶対に忘れてならないのが、首にメッセージが書かれた札がついていること。これなしには、「パディントン・ベア」ではなくなってしまうので。 ![]()
♪ Chim chiminey, Chim chiminey, Chim chim cher-ee! ♪
チム・チムニー チム・チムニー チム・チム・チェリー ジュリー・アンドリュースが歌う映画・ミュージカル「メリー・ポピンズ」の主題歌「チム・チム・チェリーChim Chim Cher-ee」の歌い出しの歌詞です。 文字どおり、煙突掃除 (Chimney sweeper) の子ども達が出てくる映画。大気清浄法 (1956) によって、そんな光景も、小銭を稼ぐ子ども達の姿も、イギリスでは昔のことになりましたが、現在もイギリスの家並みに欠かすことのできないのが、チムニーポット (Chiminey Pots) 。ロンドンの都心であれ、田舎であれ、家の煙突の先端についている煙突口です。 ![]() 昔は、このチムニーポットの数で、その家には幾つの暖炉があるか、イコール、部屋数がわかってしまったわけです (寝室やリビングに暖炉があるので)。 ![]() 地震のない、また古いものを大切にするイギリスゆえ、何百年ものの家が普通ですから、今は使われていないといっても、間取りは同じですから、気がついた時に、是非、数えてみてください。 ヒースロー空港からロンドン市内に向かうタクシーの中から、この家並みを見ると、「あ〜戻った」「着いた」と実感できる私にとっては大切なビジュアル。 チムニーポットの【デザイン】(☜ click) はさまざま。最近ではガーデニングに使用するらしく販売もされています。 【注】煙突のスペルは chimney ですが、イギリスでは chiminey というスペルも使われます。
今日、Amazon.co.jp で「フェアリー・フェラーの神技」という本を注文しました。「ダヴィンチ・コード」「ハリー・ポッター」「ロード・オブ・ザ・リング」に続いて、話題になるかもしれませんよ。
このタイトル、ロックファンならクイーン (Queen) の曲に同名の物があるのをご存知でしょうし、絵画に詳しいかたならなおのこと、これら全ての題材となった一枚の絵画 "The Fairy Feller's Master Stroke" を実際にみたことがあるでしょう。 私が注文した本は、同様にこの絵が題材になっており、マーク・チャドボーン (Mark Chadbourn) 著の原書を日本語に翻訳したもの。この作品、2003年度 英国幻想文学大賞短編部門受賞作です。 ----------------------------------------- 【ストーリー】 人生に絶望した主人公が幼い日に衝撃を受けた「一枚の絵」の謎を解くことで、生きる意味を見出そうと、画家の足跡を辿る旅に出るというストーリー。「旅の答えは? それは、ぜひ月夜にこの本を開いていただきたい、胡桃の殻を割るように・・・答えはきっと、その中にあるから」というお薦めコメントにも引かれました。 【テート・ブリテン・ギャラリー (Tate Britain Gallery)】 さて、題材になっている絵画は、ロンドンの「テート・ブリテン」 (Tate Britain Gallery) に展示されています (ミレニアムを記念して建設された「テート・モダン」ではなく、本家の「テート・ブリテン」)。 砂糖で大儲けした、テートさんの寄付によりできた美術館で、英国絵画が一同にコレクションされています。元々ここには刑務所があり、ここから、船で囚人たちがオーストラリアに送られていました (元々オーストラリアは英国における流刑地として始った島)。 【絵画 "The Fairy Feller's Master Stroke"】 わずかスケッチブック1枚の大きさに、細かく描かれたこの絵は、神経を病んだ人にみられる傾向らしいですが、実在の狂気の画家リチャード・ダッド (Richard Dadd 1817-1886) よって描かれた作品です。 ![]() 因に、「テート・ブリテン」は、私が嘘をついた思い出の美術館で、初めてホームステイをした時、学校で今日はここに行くと教えていたから、帰宅後、早速感想を聞かれました。でも、英国美術の宝庫・誇りの美術館に、まさか「サボって行きませんでした」とホストファミリーに言えず、シドロモドモ・・・。 < 前のページ次のページ >
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