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日本の学校で使用されている始業・終業時間を告げる、あの「キン・コン・カン・コン」というチャイム、「ウエストミンスター・チャイム」と呼ばれるメロディー・チャイムのお話。
昔、サスペンスドラマの謎解きに「電話の向こうで、ウエストミンスターが鳴っていた、あの家の置き時計・掛け時計は、このメロディーではない」というのがありました。 さて、「ウエストミンスター・チャイム」。ウエストミンスターの鐘ですが、ロンドンのビッグ・ベンが奏でる時報のメロディーに由来します。このメロディーの元曲は、バロック音楽の巨匠ヘンデルの「メサイア」で、それをたった4つの音にしてしまったわけですが・・・本家・ウエストミンスター・チャイムを是非聞こうと、(ビッグ・ベンのすぐ傍にある)ウエストミンスター寺院で待機している日本人の方もいますが、ウエストミンスター寺院の鐘の音ではなく、ビッグ・ベンの時の鐘になります。その名は、ビッグ・ベンのあるウエストミンスター区(日本で言うところの永田町)に発しています。 日本では、戦後まもなく、このメロディー・チャイムが学校のチャイムとして採用されました。戦前、それまでのチャイムは、火災報知器の鳴る音のように「ジリ・リ・リ・リ」とけたたましかったので、何かいい音はないかと検討がされたそうです。 余談ですが、本当は、このメロディー・チャイム、ケンブリッジにあるグレート・セント・メアリー教会の塔時計に使われていたので「ケンブリッジ・クォーター」(15分おき)と呼ばれていました。その後、ビッグ・ベンの塔時計で採用されると、呼び名がこっちに移ってしまったという経緯があります。 ウェストミンスター区に鳴り響く「ウエストミンスター・チャイム」、英国では学校と何の関係もありません(始業・終業のベルなんてありませんよね?! 時計を見ながらの授業だと思うのですが)。 ※写真は、昨年、メンテナンスのため、20年ぶりに止められた時のニュースから by riesuzuki67 | 2006-02-19 12:15 | ♂ 観光の英国
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