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先日、"ピーター・パン" (Peter Pan) 誕生 100 年を記念して製作された映画「ネバーランド」("Finding Neverland" 米英合作 2004) を飛行機の中でみました。
英国を代表する作家 ジェームス・マシュー・バリー (Sir James Matthew Barrie 1860-1937 スコットランド生まれ) の戯曲・小説に登場する主人公の少年ピーター・パン・・・ 実は、日本で報道されるミュージカルなどの印象が強すぎて、ピーター・パン作品はあまり好きではありませんでした。しかし、数年前、10 階の高さから、暗闇に時計だけが光るビッグ・ベンをボーッと眺めていたら、見えちゃったんですよ〜! 街を眼下にそびえる塔といった感じのビッグ・ベンの周を、"ピーター・パンと妖精たち" がヒユッ、ヒユッと優雅に飛んで回っているのが・・・ (現実ではありません、幻です!)。 その時から、印象がかわりましたね! 初めて私のイメジネーションに現れた彼ら・・・、作者・バリーも、こんな光景をみていたのだろうか? 是非、ほんの少しだけ離れた高めのところから、暗闇のビッグ・ベンを眺めてみてください、これはお薦めです。 さて、本題に戻して、ロンドンに "Great Ormond Street Hospital" (オーモンド大路病院) という小児科専門の小児病院があります。先日テロのあったラッセルスクエアのすぐ傍で大英博物館にも近い場所にあります。この病院、小児科としては、英国一の設備が整った病院と言われています。 主人公ピーターは、いろいろな意味で、1929 年から病気に苦しむ子どもたちに救いの手を差し伸べることになります。作者・バリーは、この病院のよりよい運営のために、「ピーター・パン」の著作権・版権をこの病院に寄贈したからです。もちろん、現在も「ピーター・パン」の版権は、オーモンド大路小児病院財団が所有しています。 先頃、英女流作家が「ピーター・パン」の続編を出筆すると、この病院財団が発表しましたよね。今も所有しているんだ〜と思いました (あたりまえか?!)。 尚、バリーが妖精の"ウェンディ"を登場させるまで、この名前は存在していませんでしたが、今では、女性の名前として見かけます。なんたって "Wendy's" という店があるくらいですから・・・。 "-y" で終わる名のほとんど全てがニックネームなので、その元となる本名を推測したけれど検討がつかないそうです。バリーが誕生させた名前というわけです。 写真:昨年から始められた病院財団主催のチャリティイベント (Peter Pan in Kensington Gardens on 23 July 2005)
by riesuzuki67
| 2005-08-02 18:37
| ♂ 物語で英国
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