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自分でいうのもおこがましいですが、数年前までは、日本人の中でも標準の歴史認識がある方だと思っていました(歴史は得意)。しかし、数年前、イギリスの軍隊と日本の自衛隊の話しをしていた時に、私より3つ年下(当時30歳)のイギリス人男性が、第二次世界大戦の太平洋における日本の戦いをしゃべりだしたのに驚きました。
地図で考えても、話しは南太平洋から序々に北上しているんですよ〜。「何で知ってるの?」「え〜、私、知らない」「それどこの話?」「私、真珠湾しか知らないけど・・・」と相手が話していることが私の脳みそに刻まれていない真っ白状態。こんな Vienna や travel のスペルも書けないやつに負けてどうする!って感じ。 その後、調べました。日本が「大東亜共栄圏」建設を目指すという大儀名分のもと、東南アジアの国々に何をしたかを。彼が詳しかったわけは、イギリスを始めヨーロッパ諸国の植民地だった国に日本が侵攻して各国を追い出し、終戦直後には、また奪回し・・・なんて経緯があったから(何であんたがそこまで知っていて私が知らないの?もちろん東南アジアのことは知ってるけれど軽くやるだけだからよくは知らない)。世界初の日本人学校が作られたシンガポールにおいても戦後は閉鎖され、他国に遅れること数十年、戦後、何十年も再校されなかったことなどいろいろ知りました。 今も健在の私の祖父は、元軍人ですから、第二次世界大戦なんて言葉は使いません。あくまで大東亜戦争ですし、ものすご〜く、言い難いですが、東條英樹の生写真や教育勅語、昭和天皇が議会召集の際の絵画を持っています。寝言で行進の号令を発する程(ちょっとやばいかな〜)。 ある時、歴史が嫌いな子ども向けに書かれた(海外で発売されているベストセラーの) 歴史本を読んでいて (外国人が筆者)、第二次世界大戦のくだりがあったのですが、「えっ?! 日本が発端なの?」とひっくり返りそうになりました。第一次世界大戦の発端は、オーストリア皇太子がセルビアで暗殺されたこととされていますが (サラエボ事件)、第二次世界大戦は・・・。 戦後まとめられた歴史学的には、「1939年にドイツがポーランドに侵攻したのが発端」とされており、正式には、1941年に連合軍側が全部揃って、世界を二分する大戦が始ったところから1945年の終戦までを「第二次世界大戦」と呼ぶため、それ以前に枢軸国(ドイツ、日本、イタリア)が行った侵略や戦いなどは、入らないのですが、でも、発端を語る時、流れ的にはこんなふうに説明されるんです。 「日本が満州に侵入、国際連盟が非難、日本脱退、追ってドイツが脱退、ドイツ、ポーランドに侵攻」。 説明する際は仕方ないよな〜と思いますが、「えっ?! 日本が発端なの?」と、世界舞台に登場する日本を嬉しくも悲しくも微妙です。日本史という括りの中で勉強をしていると、世界の中の日本、何が発端か見失いがちです。まさか、満州侵入、満州事変が、そんなふうに語られているとは・・・。「井の中の蛙」状態。 話しをもとに戻して、私と話していたイギリス人は、「日本は強いと思うよ、強いから、みんな奪っておいた方がいいということで、アメリカは軍隊や武器を取ってしまっているんだよ、うん、日本は強い!」と。過剰評価?
by riesuzuki67
| 2005-03-23 19:45
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